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詐欺に使われる心理テクニック

今回の記事では、詐欺の手口に良く使われている心理テクニックを取り上げたいと思います。詐欺師や勧誘業者、カルト集団が使う心理テクニックを予めしっておくことで、詐欺被害を防止しましょう!

それでは早速、詐欺が使う心理テクニックをみて行きます。

テクニックは主に10個!

今回は週プレニュースに掲載してあった、「人を思いどおりに操るマインドコントロールのテクニック」を参考にしてみました。

詐欺師などが使う心理テクニックは主に10個あるそうです。
【01】返報性
【02】コミットメントの一貫性
【03】権威性
【04】ローボール
【05】好位
【06】拒否したら譲歩
【07】社会的証明
【08】希少性
【09】知覚のコントラスト
【10】恐怖心

10個すべての心理テクニックの内容を覚える必要はないかと思いますが、一度目を通しておき「こんなテクニックがあるのか~」ぐらいに知っておくことは大事かと思います。

10個全てを詳しく見れないので、今回はこの中から、いくつかのテクニックに絞って詳しくみて行きます。

好位を利用するテクニック

まずは5番目の【好位】を利用するテクニックを取り上げます。

人は誰でも、自分が好意を抱く相手からの依頼は受け入れやすい。また、受け入れてあげなければならないと思うものだ。

男女とも、それが恋愛感情を抱いている相手ならなおさらで、「好きな人から頼まれたら、応えて当然」となる。その場合、相手の願いを聞き入れることで好かれたいという心理も働く。

また、最初はなんとも思っていない相手でも、自分の容姿やセンス、仕事ぶりなどをほめてくれた人、あるいは趣味や人生観などが合うと感じる人に対しては、だんだんと好意を抱くようになり、同じ心理状態に陥る。

このテクニックを利用している詐欺は想像できるかと思います。これは俗に言う、デート商法に良く使われているテクニックだと言えます。

また、最近では「アイドルなりすまし詐欺」もこれに近いテクニックを使っているのかなと思いますね。

逃した魚は大きい希少性

次は詐欺の手口では常套手段となっている【希少性】というテクニックを取り上げます。

手に入りにくいとされるものほど、それを得るために自分に与えられた機会が貴重に思えてくる。

「限定100個のみ」「今だけプレゼント」「お得意さまをご招待」など、ほとんどの人が通信販売やバーゲンセールで体験したことがあるだろう。

カルト教団などの勧誘はさらに一歩進んで、「あなたは数万人のなかから選ばれた人です」「あなたは運がいい。今なら普段はお会いできない偉い先生に話を聞いてもらえますよ」などと言葉巧みに相手の心理をくすぐる。

このテクニックは古典的なテクニックですが、今でも良く使われる手法でしょう。人は得られる喜びよりも失う恐怖の方が大きいらしく、希少性を強調されると正しい判断が難しくなるそうです。逃した魚は大きいと思わせることで、失う恐怖を植え付けるのです。競馬詐欺などギャンブルの必勝法を使った詐欺でも使われているテクニックもあるので、注意する必要があります。

今回紹介したテクニック以外にも、振り込め詐欺などに使われる「不安をあおる」テクニックなどがありますので、被害に遭う前に予め知っておく必要があるでしょう。/p>

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