JRAの公式サイトでも競馬予想・情報提供業者に注意してほしい旨の告知がなされています。高額な情報料・過大広告などに対して注意を促しており、競馬ファンや予想サイト利用者、あるいはこれから予想サイトの利用を考えている人に向かって広く呼びかけています。
JRAからの注意喚起
これは掲載されてしばらく経過すると思うのですが、JRAも競馬予想・情報提供業者を頼る人に警告文を掲載しています。もちろん広く一般的な競馬予想業者にではなく、極端にJRAの名前を使ったり、あるいはあたかもJRAに関係しているような文言で信頼性を高めようとしている業者に対してのものです。
・JRAからの「悪質な予想・情報提供業者(高額な情報料・過大広告等)にご注意ください!」のページへ
当然のことながらJRAは、いかなる予想業者とも結託はしていませんし、そういったものを装っている業者に関してはある程度距離を置くか、最も良いのは無視することです。
確かに馬の体調や調子といったことを鑑みて、陣営が本気を出しづらい状況で「手を抜いたように見えた」ということはあるかも知れませんが、それを「出来レース」と結びつけることは決してできません。
ここでも何度も言ってきましたが、「出来レース」という言葉が出てきた時点でもはやそのサイトの信頼性はゼロに近いと言えるでしょう。その辺りのことを含めて、JRAは注意喚起しているのです。
JRAが注意喚起することに意味
日本の中央競馬を取り仕切るJRAが、これだけ大々的に注意喚起するということは、お察しの通り被害件数が大幅に増加していることの裏付けだと思われます。
実際に消費生活センターへの被害報告件数も、競馬予想詐欺に関しては増加傾向にあるようですし、実際に私がこのようにブログを綴っている理由もその辺りにあります。しかしそれでも悪徳な業者というのは潜伏しているのが現状だと思われます。
一方で健全に競馬予想情報を提供している業者もあることも忘れてはいけません。しっかり情報を収集し、予想を提供、当たらなければしっかりと謝罪をして原因などを説明する。こういった当然とも言えることをしている業者も存在しているのです。
そういった意味ではJRAは業者の犯罪まがいの行為に対して注意喚起することは非常に残念なことではあります。ただ現状においては、1つ1人1件でもこういった競馬予想詐欺の被害を無くすためにはやむを得ないと言えるでしょう。