今回はアメリカで多発しているクラウドファンディング詐欺というものを取り上げたいと思います。日本ではあまり一般的ではないので、聞きなれない言葉かも知れません。しかし、今後日本でも広まる可能性があるので、先に知っておいて損はないでしょう。
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは不特定多数の人から寄付金や事業資金を集めるサービスで、簡単に説明すると、「ネット上の募金」と言った感じです。実は日本でも数年前から、このサービスを提供するサイトはありましたが、未だ浸透には至っていない状況です。
日本でこのクラウドファンディングを提供しているのは以下のようなサイトです。
・READYFOR?
・CAMPFIRE
アメリカではかなり流行っているようで、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授も、クラウドファンディングを使い研究費の寄付を募ったという話は有名かも知れません。
間違いのないように補足しておきますが、「クラウドファンディング」というサービス自体が詐欺というわけではありません。このサービスを悪用した詐欺事件があるということです。
クラウドファンディング詐欺
日本ではクラウドファンディング自体が普及していないので、詐欺も少ないのかも知れませんが、アメリカではクラウドファンディングを悪用した詐欺が多発しているようです。
詐欺の内容については下記のリンクから確認してください。
⇒クラウドファンディング詐欺が危ない
リンク先では詐欺の手口が分かりにくかったので簡単に説明すると、例えば、災害の被災者などを装い不特定多数の人から寄付金を募り、金を騙し取るというものです。
もしくは、被災者に代って寄付金を募り、集まった寄付金を被災者に渡さず自分のものにしていまうということもあるようです。
今のところ詐欺を防止する具体的な策はないようですが、自分なりに寄付する相手が信頼できる人物なのかを見極めることが必要のようです。
クラウドファンディング詐欺は今後日本でも多発する可能性があったので、競馬詐欺とはあまり関係ありませんでしたが、今回は取り上げさせてもらいました。
このシステムは寄付金が何に使われるかが明確というメリットもあるので、日本でももう少し広まって欲しいですね。