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架空の競馬情報で詐欺

山口県警は15日、架空の競馬の勝ち馬予想料名目で現金250万円を振り込ませ、だましとったとして5人を詐欺容疑で逮捕した―。今回の事件はとても典型的な競馬詐欺といえるでしょう。そのため、巧妙化してきている新手の詐欺手口に比べると、本人の意識次第で多くの被害が防げるのではないかと思います。

個人情報は自分で守る

まずはこのニュースに関する記事を下記のURLからご覧ください。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1505C_V11C12A1CC1000/

主犯格とみられる容疑者の男は運営する副業紹介サイトに登録された顧客の個人情報をもとに電話をかけ、全国の約200人から総額約1億円を騙し取っているようです。容疑者は自身の運営する副業紹介サイトに登録された個人情報をもとに詐欺を行っているので、元から詐欺に使う個人情報を集める目的でサイトを運営していた可能性があるかもしれません。

少しでも違和感を覚えるような怪しげなサイトには安易に個人情報を登録しないようにし、個人情報が漏れないよう、まずは自分自身が気をつけなければならないでしょう。

典型的な手口

今回の事件では冒頭でも書いたように競馬詐欺の典型的な手口を使って騙していたようです。典型的な手口では今回のように、「必ず高配当が得られる特殊レースがある」などとうまい話を持ちかけ、言葉巧みにに相手を騙す傾向があります。競馬をはじめとするギャンブルや投資などには「絶対」や「必ず」ということは、決してありません。

今回の事件では4回にもわたって計250万円を騙し取られていることから、1度信じこんでしまうと、なかなか考えを改めることは難しく、騙されていることに気付く事は難しいと思われます。うまい話が持ちかけられた場合はまず、簡単に信じずに疑ってかかることが必要です。

誰かに相談することが大事

事件が発覚したのは被害にあった女性が警察署に「レースが中止になったと言われた。金が戻ってこない」と相談したことから発覚しています。このことから、先ほども書きましたが、一度信じ込んでしまうと騙されていることに気付くのはかなり困難だと思われます。騙されていると気付いたときには後の祭りとなってしまうのです。

騙された後に誰かに相談するのではなく、思いもよらないうまい話が転がってきた場合は「競馬情報でこんな話が持ちかけられたんだけど」というような感じで、騙される前に誰かに相談することが重要でしょう。そうすることで、客観的な意見が聞けて、騙されかけていたことに気付く可能性があるので、被害の防止に繋がります。

相談せずに騙されるケースには、「こんなおいしい話を誰かに教えたくない」ということで誰にも話さずに被害に遭ってしまうこともあるようです。しかし、大丈夫です。本当においしい話は誰にも話さないのが普通なので、突然そのようなおいしい話が回ってくることはありませんので。

他人ごとではないことを認識する

冒頭でも書きましたが、今回のような競馬詐欺の典型的な手口は文言や形式が似ているので、新手の巧妙な手口に比べると比較的に詐欺だと気付きやすく、被害は比較的に防ぎやすいです。しかし、なぜ騙されるのかと言えば、詐欺は他人ごとと思っていて、自分は騙されないと根拠のない自信があるからだと言えるでしょう。

このブログでは何度も書いているのですが、詐欺被害に遭わないためには、まず詐欺は遠い世界の話ではなく、いつ自分の身にも降りかかるか分からないものだと認識する必要があります。そうすることで、詐欺に対する警戒心が芽生え、被害を防止することが出来ます。

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