競馬詐欺のターゲットとされるレースは、メインレース(重賞レース)とそれ以外の特別レース、どちらの方が多いのでしょうか。正確な数字や割合は特定することができないものの、オッズ操作の視点などから競馬詐欺の舞台となりそうなレースを考察してみました。
そもそもレースによって詐欺被害可能性の違いはあるのか
そもそも重賞レース、特別レース如何で詐欺被害に遭う可能性は違うものなのでしょうか。
実際の被害事例を見てみると、どのレースで詐欺被害にあったのかというのは書いておらず、ときどき口コミや利用体験談などで目にすることがありますが、それほど頻繁に見られることはありません。
ただその一方で、競馬詐欺をする立場になって考えてみると、「詐欺をしやすい」「利用者を騙しやすい」というのは多少なりともあるかも知れません。以下ではそういったことを踏まえてレースの種類によって詐欺可能性は高まるのかということを考えてみます。
オッズ操作のしやすさは断然特別レース
競馬詐欺の1つの手口として、「オッズ操作」というものがあります。1つの馬券もしくは馬に票を大量投下し、それによって意図的にオッズを動かす手口です。
オッズを動かす―。それを達成するために、重賞レースか特別レースかと聞かれれば断然後者の方が実行しやすいと言えるでしょう。理由は単純で、重賞レースの方が総投票数が多く、オッズ操作を行うにはかなり大きな資金が必要だからです。
大きな資金が必要とする重賞レース。同じ詐欺をするつもりならば、安く済む特別レースの方を取るのは自然なことです。もちろん一概には言えませんが、「低価格でオッズ操作をする」という観点から見るとやはり特別レースが詐欺業者には選択されやすいと言えるでしょう。
特別レースの方が詐欺被害可能性が高い?
以上のことから、やはり「安く収まる」特別レースの方が競馬詐欺のターゲットとなりやすく、それ故詐欺被害可能性も高いと言えると思います。
あくまで予想として考えられるものですので、決定的に断言することは難しいのですが、被害状況から見て可能性も決して低くはないと思いますので、少し頭の片隅に置いておいていただきたい部分です。
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