HOME > インフォメーション > 購入金額別被害件数

購入金額別被害件数

年代別に競馬予想詐欺を見ていった前回に引き続き、今回は契約購入金額別に詐欺被害を見ていきたいと思います。一番被害が多いのは10万円~50万円の層で、全体の約3割を占めています。また比較的少ない件数ではありますが、500万円以上の被害も報告されているようです。

最も多い被害額は10万円~50万円

今回も情報元は国民生活センターのサイト内に掲載されている報告書になります。
(情報元:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20110113_1.pdf)
早速見ていきましょう。

購入金額別被害件数

グラフを見ても明らかのように、最も多い被害額は10万円~50万円となっていて、被害件数は約1,500件となっています。総被害件数が約5,000件に上るので、この層は全体の約3割を占めることになります。

前々回の記事「職業別被害件数」に掲載していますが、そこでは給与所得者が最も競馬詐欺の件数が多くなっています。それを考慮すると、一応の支払い能力に応じた数字となっていると判断できると思います。

500万円以上もわずかながら存在

一方最も被害額に高い層である500万円以上の層にも約200件の被害が報告されています。一回の利用で500万円以上というのは考えにくいので、おそらく複数回の利用で累積された金額ということだと思います。

詐欺の手口でも掲載していますが、このように累積されていく理由としては、競馬予想サイト側による巧妙な誘導が挙げられます。例えば「補填レースがある」「次は絶対に勝てる」「情報元に手違いが起こったから今回はだめだった」など。詳しくは右の「手口」のカテゴリーからご覧いただければと思います。

予想サイト側の誘導は非常に巧妙です。今でこそ各メディアで注意喚起され、一般的にも知られるようになってはきたものの、それに比例するかのように手口の方も巧妙になってきています。それを考えれば、未だにこういった高額詐欺被害が多数存在するのもうなずけるかもしれません。

次回は、その手口について国民生活センターに寄せられた報告をまとめたものを掲載する予定です。

会員様のリクエストに答えました。|みんなの予想的中.com
tekichu.com/
クチコミや体験談、サイトを利用しての感想をお寄せ頂き、その要望に答えました。
これからも会員様のニーズに合った競馬予想・情報提供を目指していきます。

New Comment