国民生活センターに寄せられた競馬予想サイト詐欺の手口を紹介します。これまで取り上げた内容と重複する部分あると思いますが、中にはクレジットカードを現金化させる方法まで教えてまで情報料金を搾り取るケースも報告されています。
国民生活センターに寄せられる詐欺の手口
色々なサイトで競馬予想サイト詐欺関連の事件は取り上げれていて、その中で詐欺の手口を取り上げて警鐘を鳴らしているものも数多く見られます。
そういったサイトを見るのも非常に有益なことだと思いますが、詐欺被害で最も情報が集まると言われている国民生活センター、そこに寄せられる被害事例の中からその手口を見ていきたいと思います。
体験談というよりは人に聞いた話という特性が強いかと思いますが、国民生活センターの知名度も今や確固たるものになりつつあるので、信頼性という面では問題ないと判断しています。では早速見て行きましょう。
「八百長だが、JRAも認めている」と勧誘する業者
手口としては、「インターネットで競馬情報で儲かるというサイトに登録し、1万円を払って情報を入手。その後業者から電話で18万円支払えば、230万馬券の情報を提供する。このレースは八百長まがいだが、JRAも認めているので何の問題もない」という勧誘で、この被害者は情報量18万円を振り込んだそうです。
八百長という言葉だけで衝撃的ですが、そこにJRAが入るとショッキング性がさらに増します。こういった根も葉もない言葉のようですが、実際にその言葉を聞くとより現実感が高まるのだと思います。
冷静に考えてみれば…と思う方もいらっしゃると思いますが、振り込め詐欺の被害事例のように「まさか自分が…」と競馬予想詐欺を身近に感じていないというのも一つの原因だと思います。このような手口にひっかからないようにするためには、まず我事のようにあらゆる詐欺について敏感になることが必要です。
クレジットカード現金化の方法を教える業者
またクレジットカード現金化の方法を教えてまで利用料金を絞りとろうとしている予想サイトもあるようです。私自身この手口を耳にするのは初めてで、驚きましたが運営者側は私達が考えいる以上に執拗みたいです。
具体的には新幹線のチケットを購入して現金化する方法を教えられ、情報料を振り込ませるというもの。確かに現金化するところまでは何ら損害は発生していないのですが、確実に損害が発生する一歩手前までは到達しているので、業者の口車に乗せられないことが重要です。
国民生活センターに寄せられた手口で特筆すべき点は以上になりますが、さらに知りたいという方は右のサイドバーにある「詐欺の手口」を参考にしてもらえればと思います。
次回は組織犯罪処罰法と競馬詐欺の関連性について記事を書きたいと思います。