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静岡県で5800万円を騙し取られる詐欺が発生

今回は金融商品の取引を持ちかける特殊詐欺の被害額としては過去最高額となる5800万円を騙し取られる事件が発生したので、このニュースを取り上げたいと思います。これは、静岡県の沼津市で発生した詐欺事件で、市内に住む70代の女性が被害にあったそうです。

7回に渡って5800万円を騙し取られる

まずは事件の詳細を見てみましょう。

4月下旬ごろ、実体のない太陽光発電会社「おはよえーす」のササハラを名乗る男から「代表が静岡出身なので特別に県内に出資のパンフレットを送っている」と女性宅に電話があった。数日後、「阪急商事」のナカムラを名乗る男が「出資できるのは49人限定で、宝くじに当たったようなもの。出資してくれれば後で高く買い取る」などと電話し、信じた女性は5月初旬から6月中旬までの間、現金計5800万円を7回にわたって郵送や自宅に来た男に手渡したという。

被害額が5800万円ですか・・・。確かに、ここまで高額の事件は聞いたことがないですね。この5800万円は7回にも分けて渡していたそうですが、なぜ途中で気づかなかったのか、むしろなぜ信じてしまったのかが悔やまれます。数千万円というお金を動かすにも関わらず誰にも相談しなかったのでしょうか?疑問です。

今回の事件で使われている手口は「劇場型詐欺」や「買え買え詐欺」と言われるもので、今回の手口はとても典型的な手口です。

劇場型詐欺と買え買え詐欺?

劇場型詐欺と買え買え詐欺はとほんど同じ意味で使われています。どのような詐欺かというのは以前に「買え買え詐欺」にご注意を!という記事で取り上げています。

手口は上で取り上げた事件がまさにと言った感じで、2つの業者から連絡があるのが特長です。下の「買え買え詐欺の相関図」を見ると分かりやすいでしょう。

買え買え詐欺相関図

消費者からするとA社とB社は別の会社のように思いますが、もちろんグルです。同じ業者が別会社を装っている場合がほとんどでしょう。

この詐欺は普通の詐欺よりも手口が巧妙なので、詐欺だと判断しにくいかも知れませんが、一度どのようにして騙しているかを見ておけば、すぐに詐欺だと気づけるでしょう。

また、最近ではこの手口を使って、商品を売るよりも、レアアースの取引や太陽光や風力発電などへの投資話を持ちかけることが多いようですので、注意が必要です。

今回のようなエネルギー投資話の全てが詐欺だとは言いませんが、数千万円などの大きな金が動くような場合は周りの人に絶対に相談する必要があります。また、狙われるのは高齢者が多いので、家族がしっかりとコミュニケーションを取りサポートして行く必要があるでしょう。

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