今回取り上げるニュースは栃木県で投資話やギャンブルの必勝法などを持ちかける詐欺が急増しているというものです。栃木県は遠いから自分たちには関係ないと思った方は要注意!このような投資詐欺はまだ全国的に広まってはいないかも知れませんが、全国に広まるのも時間の問題でしょう。
抵抗力のない手口へ
まずはニュース記事をご覧ください。
今年に入り、投資詐欺や振り込め詐欺の被害が県内で急増している。二月上旬までの発生件数は十四件で、前年同期の三・五倍に上る。このうち、オレオレ詐欺はゼロ件なのに対し、目立つのは投資の誘いや「ギャンブル必勝法を教える」といった手口。より新しく、県民に「抵抗力」が育っていない手法に被害が移行している。
情報元:http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20130214/CK2013021402000146.html
このニュース記事の中で特筆すべき点は、抵抗力が育っていない手法に被害が移行しているという点でしょう。
オレオレ詐欺や振り込め詐欺などは警察や金融機関の積極的な働きにより、その手口は広く知れ渡りました。しかし、今回取り上げているギャンブル必勝法や投資詐欺などは、まだその手口が広まっていない為、抵抗力がない方は騙されてしまうようです。
投資話を持ちかける詐欺は特殊詐欺とも呼ばれていて、その手口はなかなか複雑なものとなっていて、特殊詐欺に関して何の知識も持っていなければ、騙される可能性は十分にあると言えます。詳しい手口は過去の記事で詳しく書いているので、そちらを参考にしてもらえると良いかと思います。
特殊詐欺を許すな!
尾道市内で振り込め詐欺など特殊詐欺が相次いでいるのを受け13日、尾道署で市内の金融機関の関係者を集めた緊急対策会議があった。
銀行、郵便局など14機関の支店長や局長たち15人が出席。同署の豊田祐二生活安全課長が最近の認知件数などを報告し、多額の引き出しなどに目を配るよう呼び掛けた。
情報元:http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201302140141.html
このような投資や競馬必勝法などの詐欺被害が増加している中、警察や金融機関は何もせずに黙って見ているわけではありません。これは広島県尾道市での取り組みで栃木県ではないですが、警察と金融機関が強力し被害防止に努めているようです。
このように啓蒙的な活動があるので、黙っていても詐欺に関する情報は入って来ますが、日頃からニュースや新聞をチェックして、詐欺に関する知識を持っておきましょう。知識を持つというこは、詐欺被害に遭わない大きな防御策だと言えるでしょう。