競馬予想サイト詐欺－最新ニュース

今回の記事では競馬詐欺ではないですが、同じギャンブル系の詐欺ということで、「ロト6詐欺」のニュースを取り上げたいと思います。
取り上げるロト6詐欺事件は宮崎と大分で発生しており、いずれも地方での事件となっていました。詐欺事件に地方も首都圏も関係なく、詐欺師は狙ってくるので、注意が必要です。

宮崎市で1500万円の被害

今月16日に発生した宮崎県のロト6詐欺について見て行きたいと思います。この事件は宮崎市に住む50代の女性が約1500万円をだまし取られたというものです。
今回使われた手口は下記のようなものでした。

情報提供会社員を名乗る男から電話があり、「当選番号を教える。明日の朝刊を見て」と告げた。女性が翌日、新聞で教えられた番号を確認、信用して連絡すると「２等は８００万円で教えるが、もう少し振り込めば１等の番号を教える」と言われ、１７回にわたり計約１５００万円を振り込んだ。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20130417-OYS1T00304.htm

手口を見ると良くあるロト6詐欺の手口なので、何で騙されるのか不思議になりますが、新聞で的中番号を言い当てられたことで、完全に信じてしまったようです。参考サイトの記事中にも書いてありますが、ロト6の当選番号は新聞よりも早くネットで公開されるので、言い当てられて当たり前なのです。そのため、ネットの情報に疎い年代がターゲットとなり易いでしょう。

大分県で1200万円の被害

次は大分県の豊後大野市での事件で、こちらもロト6詐欺で約1200万円を騙し取られています。手口は下記のようになっていました。

知らない男から電話があり、「当選番号には法則がある。４５０万円払えば情報を入手できる」などと持ちかけられた。
　女性は、男の指示に従い、２月に数回にわたって県内の金融機関から計４５０万円を振り込んだ。
　その後、男から「当選者が受け取りに来ていない金がある。あなたに受け取ってもらいたい。受け取るには金がいる」などと言われ、４月までに約７５０万円を振り込んだ。
　男は、当選した宝くじを一緒に換金しに行くとして、１６日に大分市内で会う約束をした。しかし、男は現れず、女性が警察に相談して発覚した。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20130417-OYS1T00304.htm

この事件の手口も割とギャンブル系の詐欺では、良くある手口だと思います。まず、ギャンブル絶対的中するような法則はありませんし、450万円も払うのは無謀過ぎるでしょう。また、金を受け取るのに金が必要な意味が分かりません。

首都圏も地方も関係ない

今回は宮崎県と大分県で起きた「ロト6詐欺」のニュースについて見て来ましたが、どちらも地方での事件でした。何が言いたいかと言うと、昨今では地方でも詐欺事件が多発しており、首都圏や地方というのは関係なくターゲットにされているということです。

特殊詐欺や新手の詐欺なんて都会の話で、地方には関係ない！という意識は禁物です。いつ誰がターゲットにされるか分かりません。詐欺被害は手口を知っていれば、防げるものが多いので、どのような詐欺手口が多いのかを把握しておく必要があります。