近年は全国的に詐欺事件が増加の傾向で、詐欺が多発しているのは一部の都心部だけではありません。今回取り上げるニュースは滋賀県で詐欺が多発しているというものです。テレビで詐欺のニュースを見ると遠い世界のことのように感じますが、日本のどこに住んでいようが、いつ詐欺のターゲットとなるか分からないため、注意が必要です。
巧妙化する詐欺事件
今年に入り、滋賀県では数字選択式宝くじ「ロト6」詐欺や架空請求など振り込め詐欺が急増しているようです。被害額は昨年のこの時期の２倍以上となっていて、１億円を超えているようです。また、詐欺事件の発生件数は37件で前年より22件も増加していました。多発している詐欺の手口は下記のように書かれていました。
「ロト６の当選番号を知っている。明日の朝刊を見れば本当だとわかる」。３月中旬、県内の女性の電話にかかってきた「ロト６詐欺」で、男はこう切り出した。女性は翌朝、朝刊を見て驚がくした。男の言った番号と掲載された番号が一致していた。すっかり信じ込んだ女性は「情報料は割り引いておきますよ」などと言われ、計約６００万円を渡してしまった。
からくりは簡単だ。当選番号は電話のあった時刻にはすでにインターネット上で発表されていた。男はネットで見た番号を女性に伝えただけだった。
４月に入り、発覚が目立つのがロト６詐欺だ。初回の電話では１等ではなく、あえて２等や３等の番号を教えて「リアルさ」を演出する巧妙な手口も出てきた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130426-OYT8T01562.htm
手口としては前回の記事で紹介した宮崎県での事件と全く同じ手口ですね。しかし、今回の事件は、あえて1等ではなく2等や3等の番号を教えているいて、前回の事件より巧妙化されています。以前にもまして悪質性が高くなって来ているため警戒が必要です。
幅広い年齢層が被害に
私たちがよくニュースで目にする振り込め詐欺事件などは、高齢者の被害が多いように感じるため、20代の方は無意識のうちに詐欺は高齢者が遭うものだと認識している可能性があります。
実際に滋賀県の詐欺事件も被害者の7割以上が50歳以上のようですが、20代も含めて幅広い年齢がの人が被害に遭っている現状があるようです。もし、20代の方で自分は詐欺のターゲットにはならないと思っている方はまず考えを改めた方が良いでしょう。
特に春の時期は、社会経験の少ない20代を狙った詐欺が多発するため、注意が必要です。
最後に滋賀県警生活安全企画課が「主な詐欺の誘い文句」とまとめてくれているので紹介しておきます。
【主な詐欺の誘い文句】
◇「当選番号を教える」（ロト６）
◇「株を買ってほしい。あとで数倍で買い取る」（金融商品取引）
◇「女性と交際を続けたいなら、保証金が必要だ」（交際あっせん）
◇「支払わなければ法的措置を取る」（架空請求）
◇「のどの調子が悪くて声が変わった」（オレオレ）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130426-OYT8T01562.htm
上のような誘い文句が良く使われるものですね。上の誘い文句に該当しない場合も、少しでも怪しいと思ったり、話がウマすぎる場合は一度疑ってみるようにしましょう。
近年は全国的に詐欺事件が増加の傾向で、詐欺が多発しているのは一部の都心部だけではありません。今回取り上げるニュースは滋賀県で詐欺が多発しているというものです。テレビで詐欺のニュースを見ると遠い世界のことのように感じますが、日本のどこに住んでいようが、いつ詐欺のターゲットとなるか分からないため、注意が必要です。
巧妙化する詐欺事件
今年に入り、滋賀県では数字選択式宝くじ「ロト6」詐欺や架空請求など振り込め詐欺が急増しているようです。被害額は昨年のこの時期の２倍以上となっていて、１億円を超えているようです。また、詐欺事件の発生件数は37件で前年より22件も増加していました。多発している詐欺の手口は下記のように書かれていました。
「ロト６の当選番号を知っている。明日の朝刊を見れば本当だとわかる」。３月中旬、県内の女性の電話にかかってきた「ロト６詐欺」で、男はこう切り出した。女性は翌朝、朝刊を見て驚がくした。男の言った番号と掲載された番号が一致していた。すっかり信じ込んだ女性は「情報料は割り引いておきますよ」などと言われ、計約６００万円を渡してしまった。
からくりは簡単だ。当選番号は電話のあった時刻にはすでにインターネット上で発表されていた。男はネットで見た番号を女性に伝えただけだった。
４月に入り、発覚が目立つのがロト６詐欺だ。初回の電話では１等ではなく、あえて２等や３等の番号を教えて「リアルさ」を演出する巧妙な手口も出てきた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130426-OYT8T01562.htm
手口としては前回の記事で紹介した宮崎県での事件と全く同じ手口ですね。しかし、今回の事件は、あえて1等ではなく2等や3等の番号を教えているいて、前回の事件より巧妙化されています。以前にもまして悪質性が高くなって来ているため警戒が必要です。
幅広い年齢層が被害に
私たちがよくニュースで目にする振り込め詐欺事件などは、高齢者の被害が多いように感じるため、20代の方は無意識のうちに詐欺は高齢者が遭うものだと認識している可能性があります。
実際に滋賀県の詐欺事件も被害者の7割以上が50歳以上のようですが、20代も含めて幅広い年齢がの人が被害に遭っている現状があるようです。もし、20代の方で自分は詐欺のターゲットにはならないと思っている方はまず考えを改めた方が良いでしょう。
特に春の時期は、社会経験の少ない20代を狙った詐欺が多発するため、注意が必要です。
最後に滋賀県警生活安全企画課が「主な詐欺の誘い文句」とまとめてくれているので紹介しておきます。
【主な詐欺の誘い文句】
◇「当選番号を教える」（ロト６）
◇「株を買ってほしい。あとで数倍で買い取る」（金融商品取引）
◇「女性と交際を続けたいなら、保証金が必要だ」（交際あっせん）
◇「支払わなければ法的措置を取る」（架空請求）
◇「のどの調子が悪くて声が変わった」（オレオレ）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130426-OYT8T01562.htm
上のような誘い文句が良く使われるものですね。上の誘い文句に該当しない場合も、少しでも怪しいと思ったり、話がウマすぎる場合は一度疑ってみるようにしましょう。