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新たな手口で特殊詐欺被害が増加

愛媛県内で今年1~9月に発生した特殊詐欺のうち、未公開株購入詐欺の被害が5件、1642万円に上ることが、県警のまとめで分かった-。このニュースは一見競馬詐欺とは関係ないようですが、未公開株購入詐欺という新たな手口を確認すると共に、ギャンブル必勝法詐欺の手口も確認したとしています。

件数、被害額ともに増加

特殊詐欺増加に関する記事は下記のURLからご覧ください。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121025/ehm12102502090001-n1.htm

愛媛県内では振り込め詐欺を含む特殊詐欺の被害件数は67件、被害総額は約1億4300万円となっており、昨年同期より被害件数は34件増加し、被害総額は約7700万円増加していて、件数と被害額ともに増加しています

この被害件数と被害額は恐らく事件となった数字であり、もし被害者が泣き寝入りしている場合には事件として扱われていないため、潜在的な数字を含めると被害件数、額ともにもっと多いということを忘れてはいけません。

あくまでも、少なく見積もられた数字であり、氷山の一角に過ぎないのです。

高齢の女性がターゲット

被害者のうち60歳以上が64%を占め、そして女性が72%を占めていることから、高齢の女性が多く被害を受けていることが分かります。振り込め詐欺をはじめ、詐欺行為のほとんどはある程度お金を持っていて、人を信用しやすく騙されやすい高齢の女性を狙う傾向にあるでしょう。

最近では振り込め詐欺事件の報道は多く、警鐘が鳴らされているためほとんどの人が振り込め詐欺についての知識を有しています。しかし、今までなかった新しく巧妙な手口で詐欺師が勧誘してきた場合は、知識がないために騙されてしまう可能性がありますので十分に注意する必要があります

県警、防犯広報活動を積極的に

警察もこのような詐欺行為に対してただ指をくわえて見ていた訳ではありません。愛媛県警ではこれまでに、敬老会や街頭での防犯広報活動を積極的に行うなど対策にも取り組んでいます。また、県警では「今後も被害者対策や水際防止対策を強力に推進し、被害を少しでも軽減していきたい」と防犯活動に意欲的に取り組むようです。

このような防犯活動の取り組みを県警をはじめ金融機関でも行なって貰えると、詐欺事件が決して他人ごとではないということを意識する良いきっかけになるでしょう。

詐欺事件は他人ごとではない

今回見てきたニュースは競馬詐欺とは直接関係ありませんでしたが、詐欺行為における騙し方や勧誘方法は共通するところがあるので、騙されないための対処法も似たところがあります。うまい話はまず疑い、簡単に信用ないといったことを意識し、自分の身は自分で守るようにしましょう。

愛媛県の例は全国にはびこる詐欺事件の氷山の一角に過ぎません。競馬詐欺やその他の詐欺事件はどのような騙し方で誰の身に降りかかるか分かりませんので、他人ごととは思わないことが、詐欺行為に対する最初の対策でしょう。

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